2018年11月22日
予算編成作業について政調会長としての取り組み
年末に向けて税制について党の税制調査会も本格的にスタートしました。また予算の議論もこれからしっかりと行っていかなければなりません。
この予算について、政調会長として新しい試みを行います。
我が党が政権与党に復帰して6年、民主党政権時代の余波もあり、予算編成作業に党が十二分に関与できていない部分がありました。例えば、政府の基本的な方針を了承し党として予算編成大綱決定してきましたが、これらの文書には具体的な数字がほとんどありません。具体的な数字に関わらずして与党として予算編成作業に関わったのかと言えるのかという疑問もありました。
そこで予算編成大綱を決定したあと政府より具体的な数字を示してもらい、それを各担当の部会において数字を元に議論し重点要望をとりまとめ、そして自民党政務調査会として政府に申し入れを行います。各役所も申し入れに基づいて財務省と財務大臣に対峙し大臣折衝に臨んでもらう、このプロセスを加えます。
これまで政府主導の予算編成でしたが、これからは真の意味で政治主導の予算編成にすべく、この試みをスタートしたいと思います。
(11月21日定例記者会見&22日宏池会例会冒頭挨拶より)