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活動報告

令和2年7月9日政務調査会全体会議

本日、政務調査会全体会議を開催致しました。
その冒頭挨拶を掲載致します。

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 本日の政調全体会合ですが、政府の「骨太の方針」「成長戦略」「規制改革」、そして一連の政策文書について議論をいただくことになります。
 ご案内の通り、例年と比べて骨太の方針は約1カ月遅れで議論することになっています。
 コロナ対策等の影響ですが、コロナ対策の影響はスケジュールのみならず、内容においてもアフターコロナの時代において、どんな時代をどんな社会を我々は迎えるのか考えていかなければなりません。
 おそらく将来にいまを振り返った時に、2020年は日本にとっても世界にとっても大きな転換点だったと振り返られることになるのではないかと思います。
 そしてこの大きな転換点において、いま骨太の方針をご議論いただくとになります。
 あわせて、先週から全国大雨の大変な被害が報じられていますが、こうした災害の状況は、今後もおそらくこうした厳しい状況が続くのではないかと想像できるわけで、そうであるならば、国土強靱化や防災減災や3カ年緊急対策が来年3月で3ヶ年が終わるわけだが、やはり将来に向けてこうした取り組みは中長期的に続けていかなければいけないと思います。
 こうした議論に加えて、骨太の方針の議論への提言を各部会や調査会にお願いした際にも申し上げたことですが、ぜひ今年は骨太の方針については本来の骨太の方針に戻ろうではないかということを申し上げてきました。
 平成13年の初めて骨太の方針が作成された時、ページ数は33ページでしたが、昨年の骨太の方針は75ページでした。
 これについては骨太ではないメタボだと言われてきましたが、こうした骨太の方針をぜひ原点に戻って、本当の骨太の方針にしようではないかとお願いをしてきたところです。
 こうした骨太の方針の有り様ということについてもしっかりと議論をいただきたいと思います。
 今回の骨太の方針、成長戦略、そして規制改革の議論、これは我が国にとって、我が国の未来にとって大変重要な議論になると考えています。
 ぜひ先生方の積極的な貴重なご議論を心から冒頭お願いをして、ごあいさつと致します。