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活動報告

政調審議会での冒頭発言

5月27日の自民党政調審議会での冒頭発言を掲載します。

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本日朝9時半から政府・与党政策懇談会が開かれ、令和2年度第2次補正予算が政府から提示されました。
この第2次補正予算については、5月11日に政調正副・部会長会議を開催して政調においての議論をスタートし、その後10日間にわたって検討した結果、党としての提言をまとめ、総理に提出をしたという経過をたどってきました。
また昨日の政調全体会議の議論も、あわせて9時間近くにわたって、党内の多くの国会議員の意見を聞きながら議論を進めてきました。
今日ご審議いただく第2次補正予算の政府からの提案は、こうした議論の結果であります。
ぜひ、しっかりとご審議をいただくとともに、1日も早くこの補正予算を成立させ、国民のもとに届けていきたいと思ます。

新型コロナウイルス対策ですが、緊急事態宣言は解除されましたが、しかしながら引き続きこの緊張感をもって対応をしていかなければならなりません。
今後、第2波、第3波があるかもしれないということも言われているところですが、こうした2波、3波を乗り越えたとしても、引き続き新型コロナウイルスは存在するわけですから、私たちは、国民の皆さんとともに新しい日常を作っていかなければなりません。

こうした時代において、新しい経済、あるいは社会、あるいは生活、こういったものを考えていかなければなりません。
そしてそれにふさわしい制度や体制も作っていかなければいけません。
与党として、そういった責任もしっかり果たしていかなければならないと思います。

こういった観点から、新たに政調会長のもとにPT(プロジェクトチーム)を立ち上げて、こうした新しい時代における政策、あるいは方向性について議論をする場を作りたいと思っています。
座長には甘利明先生にお願いしたいと考えています。
引き続き、それぞれの部署でしっかりとした議論をお願いしたいと思いますが、こうした大きな時代の方向性についても党として考えて、議論をする、こうした構えを作りたいと思っていますので、ご協力、ご理解をお願い申し上げます。