箱根町の災害状況を視察しました。箱根町においては、観測史上最多の雨量が観測されるなど、大きな被害が発生し、特に観光分野における被害が深刻であるという報告を受けました。その報告を受け、現地をしっかり見なければいけないということで、視察団を組織致しました。
　町役場では、町長さんをはじめ観光業界、商工会議所、地元の関係者の皆様方から、それぞれの立場で具体的な指摘をたくさんいただきました。あわせて、地元にとりまして観光のみならず生活にとっても大変重要な箱根登山鉄道の被害状況、そして国道の被害状況も現地に足を運び、視察をしました。
　現地を見まして、かなり急傾斜の中にある鉄道だとか、道路の状況等を考えますと、被害の凄まじさも感じるわけですが、今後復旧復興考えますときに、作業の難しさというものも同時に実感しました。
　こうした感覚は今後の取り組みにとっても重要なのではないかと思いますので、これをしっかり持ち帰ることが大事なんではないかと思う次第です。ぜひ今後しっかりと地元の対応を支えていかなければならないと感じました。
　我々与党としましても、政府と連携しながら、今日いただいた指摘をしっかり持ち帰り、今後予算に、あるいは政府の取り組みに、しっかり反映させるべく努力をしていきたいと存じます。
改めて現地の厳しい状況を感じると同時に、観光業等の風評被害など中長期にわたる課題も今後控えているのではないかと感じています。ぜひ地元の皆様方ともしっかり連携しながら、しっかりと対応していきたいと考えています。

（１１／２ぶら下がり記者会見より）