2018年06月21日
6月21日宏池会例会会長挨拶
サッカーのワールドカップにおいて、日本がコロンビアに勝ち金星を挙げましたことが、大変大きな話題になっています。試合が終わってもう2日経ちますが、今日もテレビを見ているとその勝利のシーンや、それに関連する特集が目白押しです。これは素晴らしいことだと思っています。
ただ、このワールドカップ始まる前の状況においては、日本はテストマッチで負け続け、監督まで交代して、ランキングも61位、歴代下から2番目という状況でワールドカップを迎えていました。国内においてどれだけ期待する声があったかということを考えると、世の中というのは一つ何か大きな事が起きると一変してしまうということを、改めて感じているところです。良い方に変わるのであれば歓迎すべき事ですが、ただ我々はやはり逆のケースもやはりあり得るんだということを、政治の立場から考えておかなければいけないのではないかと枝思います。
国会は32日間延長されました。引き続き国会で議論が行われます。重要法案を議論しなければなりません。そういった重大な終盤国会の中にあって、気を緩めると何か一つ大きな事が起きると、また政治の世界というのはどうなるか分かりません。そういったことを肝に銘じて、緊張感を持ってこの終盤国会に臨んでいかなければならないのではないかと思います。7月の22日まで、ぜひ与えられた日にちをしっかりと有効に活用しながら、政治の責任を果たしていきたいものだと思います。
(宏池会例会での冒頭会長挨拶より)