2021年11月29日
オミクロン株への緊急的な対応について
オミクロン株への緊急的な対応について、ぜひ、国民の皆さんに直接ご協力をお願いしたいと思っています。
オミクロン株の病毒性、あるいはブレークスルー感染力など、世界的に専門家ネットワークの分析が行われている分析途上の状況にあります。しかしながら、WHOは26日に「懸念される変異株」に指定をいたしました。
よって、我が国も最悪の事態を避けるために緊急避難的な予防措置を実施します。
- 外国人の入国について、11月30日午前0時より全世界を対象に禁止
- 日本人等についても南アフリカなど9か国に加えて、感染が確認された14か国・地域から帰国する場合にはリスクに応じて指定施設における厳格な隔離措置を実施
これらは、オミクロン株についての情報がある程度明らかになるまでの念のための臨時・異例の措置であります。
なお、我が国はG7の中でも最高のワクチン接種率、かつ2回目接種から最も日が浅い状況にあります。マスク着用をはじめ行動自粛への国民の協力についても、世界が称賛しています。オミクロン株のリスクへの耐性、これは各国以上に強いと認識をしています。
国民の皆さんには、落ち着いた対応をお願いいたします。
そして、未知のリスクには慎重の上にも慎重に対応すべきと考えて政権運営を行っています。「まだ状況が分からないのに岸田は慎重すぎる」という批判については、私が全て負う覚悟でやってまいります。
万が一の措置でご不便をおかけする国民の皆さんには、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。