2018年05月11日
5月11日宏池会例会会長挨拶
宏池会の先生方も連休中、それぞれ有意義な過ごし方をされたと存じますが、私も連休中、インドとベトナムに行ってまいりました。昔の外務大臣仲間に歓待してもらいまして、会食、あるいは意見交換をさせていただくなど、有意義に過ごさせていただきました。同行いただきました先生方には感謝申し上げます。そして、それぞれ先生方、連休中、英気を養われたことと思います。これからまた一層、ご活躍をお祈り申し上げます。
国会の方もようやく動き始めました。6月20日の会期末まで時間も限られています。働き方改革法案、IR関連法案、あるいはTPP関連法案など、重要課題が山積しています。こうした課題を前にしっかり責任を果たすことが信頼回復にもつながる、そう思って全力で取り組んでいきたいと思います。
そして併せて北朝鮮情勢、大きく動き続けています。北朝鮮を巡るさまざまな動きは我が国の国民の命や暮らしを守る、安心安全を考える、政治として大きな責任を果たす上で大変重要な課題であると思いますが、併せてそれ以外にもさまざまな動きがあります。例えば、イランにおけるアメリカの核合意からの離脱に問題、また、時を同じくしてジュネーブにおいてはNPT運用検討委員会の準備委員会の第2回目が開催され、河野大臣が核軍縮と安全保障のバランスということでスピーチを行っています。この一連の動きは核軍縮という切り口からも大変重要な動きだと思います。広島、長崎出身議員も多い宏池会、あるいは核軍縮に大きな関心を持っている議員も多い宏池会としてもこうした動き、核軍縮の観点からも一つしっかり注視したいきたいと思います。