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活動報告

岸田外務大臣のニューヨーク訪問

2017/04/28

 岸田外務大臣は,4月27日(木曜日)から28日(金曜日)(ニューヨーク時間)まで,北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚級会合出席のためニューヨークを訪問したところ,同会合及びその際に開催された会談等の概要以下のとおり。

1 北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚級会合

 岸田大臣は,ティラソン米国務長官が議長を務める北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚級会合に出席した。冒頭,グテーレス国連事務総長から北朝鮮による核・弾道ミサイル開発についてブリーフィングが行われ,続いて安保理理事国及び韓国が発言した。岸田大臣は,北朝鮮の核・ミサイルの脅威は新たな段階に入り,「非核化」のためには国際社会の「圧力」が必要であるといった内容のステートメント仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を行った。ティラソン米国務長官から,北朝鮮体制に更なる外交的・経済的圧力を加える必要がある,北朝鮮による将来的な挑発に対応するすべての選択肢がテーブルの上にある必要があるといった発言があったほか,各国から,北朝鮮の非核化を進める必要性や非核化に向け国際社会が連携することの重要性を強調する声があがった。

2 ティラソン米国務長官及びヘイリー米国連常駐代表主催閣僚級昼食会

 岸田大臣は,安保理閣僚級会合に続き,閣僚級昼食会に出席した。安保理理事国と韓国の閣僚及びグテーレス国連事務総長が招待され,北朝鮮の非核化に関する率直な意見交換を行った。岸田大臣は,日本及び国際社会として,新たな段階の脅威である北朝鮮の核・ミサイル開発は断じて容認できず,安保理決議を厳格かつ全面的に履行することが必要である旨強調した。

3 日米韓外相会合

 日米韓外相会合は,本年2月のG20外相会合以来,約2か月ぶりに開催された。岸田大臣からは,更なる挑発行動に対しては厳しい措置を含む断固たる対応が必要であること,北朝鮮問題への対処に当たっては中国の役割が極めて重要であり,中国の更なる取組が必要であることを強調した。また,岸田大臣は,「全ての選択肢がテーブルの上にある」というトランプ政権の断固たる姿勢を評価した。三外相の間で国連の場も含めた緊密な連携を確認し,日米韓3か国で政策のすり合わせを行うとともに,安全保障面を含む日米韓の協力を推進していくことで一致した。拉致問題についても改めて理解と支持を得た。

4 日英外相会談

 岸田大臣は,ジョンソン英外相と,本年2月以来,対面では3回目の会談を行った。両大臣は,日EU・EPAの早期大枠合意に向け協力し,英国のEU離脱に関して透明性・予見可能性の確保等を重視し,離脱後の日英経済関係の維持・強化,安保・防衛協力の強化に向け,緊密に連携していくことで一致した。両大臣は,安保理会合で北朝鮮の増大する脅威に対し力強いメッセージで一致したことを評価し,更なる挑発行動には断固たる対応をとるべきであり,緊密に連携していくことで一致した。この他,両大臣は,シリア情勢等についても意見交換した。

5 日中外相会談

 岸田大臣は,王毅外交部長と本年2月以来の会談を行った。日中関係について,両外相は,本年から来年にかけて,引き続き,懸案を適切に処理し,肯定的な側面を拡充・強化して日中関係を一層進めていくべく共に努力することで一致した。
両大臣は,最近の北朝鮮問題について意見交換を行うとともに,日中が連携して取り組んでいくことで一致した。岸田大臣から,王部長に対し,北朝鮮の更なる挑発行動に対しては,断固たる姿勢を示すことが重要であり,中国が更なる役割を果たすことを求めた。両外相は今後も引き続き外相間でも緊密に意思疎通していくことで一致した。また,拉致問題について,中国側の理解と支持を期待する旨改めて伝えた。

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