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 vol.4
 ■ 日本の外交について思うこと
 ■ 衆議院消費者問題等に関する特別委員会理事に就任
 ■ アジア競技大会開催
 ■ 広島における精力的な活動

 ■日本の外交について思うこと
 
 一九七八年以来、十六年間の長きに渡る準備の末、九四年十月二日、ついに念願の第十二回広島アジア大会は開催されました。
 広島の発展を広く世界にアピールする上で、また広島県民もアジア諸国との関係を再認識する上でも、大きな意義を持つ十五日問であったと考えます。
 私自身もちょうどこの大会の直前に、台湾とベトナムを視察する機会を得て、日本の外交のあり方について考える良い機会を得ました。今回はそのご報告をさせていただきます。
 自由民主党の青年局の役員の一人として台湾を訪間した時ベトナムの農村にて衆議院議院岸田文雄は、ちょうど台湾の李総統のアジア大会出席問題が決着する直前でありました。台湾のNO1である李総統に対し、0CAのアーマド会長が広島アジア大会への招待状を出したことから、李総統が訪日の意欲を示し、これに対して、中国が李総統の訪日は「二つの中国」を認めることになるとして強く反発したというのがこの問題の概要でした。私がアジア大会の開催地広島選出の国会議員であることから、現地では随分と注目を集め、地元議員やマスコミから色々と意見を求められました。その言動が地元新聞の一面で取り上げられるような状況であり、李総統とも一時間四〇分に渡って会見する機会も得ました。私自身はこの問題に関して、中国、台湾、いずれの立場を支持するということではなくして、あくまでも、念願のアジア大会を成功させたいという広島県民の気持ちを理解してもらいたいという点を強調してまいりました。そうした中で私が強く感じたのは、関係諸国の外交における「したたかさ」ということでした。各国とも政治とスポーツは別だという建前は言っておきながら、中国も台湾のNO1の訪日は認められないという「政治」を堂々と持ち込んできた訳ですし、台湾も李総統に今回、案内状を出したアーマド0CA会長とは随分以前から友好関係に努めていたようです。また、ちょうどこの問題がとりざたされている時期に、アメリカが台湾との経済関係の格上げを発表したことも、単に偶然の一致ではないのではないかという気がいたします。各国とも口では建前をいいながら、ありとあらゆる機会を揃えて自国の利益拡張のために努力するどいう「外交におけるしたたかさ」を持っている。そう思えてならなかった次第です。日本も建前は大切にして筋を通さなければならないわけですが、一方で、円満解決のためには水面下でありとあらゆる外交努力が要求され、日本の外交能力が試されているのだと感じました。外交の冷徹な一面を見る思いがいたしました。
 また、ベトナムを視察した時に考えさせられたのは、日本の政府援助のあり方ということでした。今回、七名の自民党衆議院議員でベトナムを訪間した際に、日本の援助によって出来たホーチミン市のチョーライ病院を視察した時のことでした。ベトナム南部において最大の病院である当病院を訪間しますと、病院の幹部総出で出迎えてくれ、病院の概要、日本の援助について説明をしてくれました。その後、病院の中を見せてもらった訳ですが、まっ先につれていかれましたのは、最新鋭のCTスキャナーの設置された診察室でした。日本のレベルにおいても最高水準の新型機械を前に、これを日本の援助で導入しましたと誇らしげに病院幹部は説明してくれたのでした。しかし、その後、病院の他の部分を見てまわった時に、何か変だと感じました。最新鋭のCTスキャナーがある一方で、隣の部屋にあるレントゲンの機械はかなりの古さでありましたし、一般病棟の廊下では病院の食事費が高くて払えない入院患者の食事を作るために家族がトイレの水道で自炊しながら生活している。この光景を見た時に何かアンバランスなものを感じた次第です。公務員の月収が50米ドルといわれている国で、一回の診察費が100米ドルするCTスキャナーがとれ位、喜ばれるのだろうかと思った訳です。日本の政府援助が、ベトナムの一般国民にどれだけ感謝されているのだろうかと心配にすらなりました。援助する資金はもともとは日本国民の税金です。税金を外国との友好のために使う以上は相手国民から日本国民の好意を感じてもらわなくては税金のむだ使いになってしまうのではないでしょうか。そうならないためには、もう少し、自分の国の行った援助の使われ方について関心をもつべきだと思いました。
 また一方、他の病院や橋の名前に援助した国の国名が付けられているのを見て、援助のPRの仕方においても日本は他の国に学ぶべき所があるのではないかとも感じました。
 行政分野には、建設、厚生、文教、郵政等々、様々な分野があります。そしてそれぞれの分野を国政、県政、市政等々が分担して責任を負っています。その中で外交というのは、最も国政の責任分担の大きい分野であります。今回、海外視察を通じまして日本の外交について考える機会を得たわけですが、外交に大きな責任を負っている国政に参加する一員である以上、外交を見る目を一層養わなければということを強く感じた次第です。

■ 衆議院消費者問題等に関する特別委員会理事に就任
 
 9月30日、第131臨時国会が召集されましたが、これに伴い各特別委員会の設置が行われ、「消費者問題等に関する特別委員会」が引続き設置されることになり、この特別委員会において、文雄代議士の理事就任が決定しました。
 この特別委員会は、我々消費者に関する様々な問題を幅広く審議され、先頃話題となりましたPL法(製造物責任法) もこの委員会で審議されました。
 先に就任しました自民党政務調査会財政部会副部会長、そしてこの度の特別委員会の理事就任の決定で、自民党においても、また、衆議院においても、文雄代議士の今後ますますの活躍が期待されるところです。
 

■ 待望のアジア競技大会開催
 
 文雄代議士は、10月2日、裕子夫人とともにアジア競技大会の開会式に出席しました。 当日の広島は澄み切った秋空が広がり、正にスポーツの秋にふさわしい開会式となりました。この大会には大会史上最多の42の国と地域から約7300人が参加して首都以外で初めての開催となりました。
 アジア競技大会の広島への誘致しようという動きは、1978年(昭和53年)に、当時の広島市長の議会においての発言がきっかけとなり、その後、市議会、県議会が誘致決議を行い、1984年(昭和59年)にOCA総会で承認されました。
 文雄代議士は、この大会がアジア諸国、地域の相互理解と親善に成果をあげ、明日のアジアを担う若者が集い、スポーツを通じて交流を図ることは、世界の恒久平和への道に大きく貢献するものと期待していました。

 ■ 広島における精力的な活動




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