岸田文雄ホームページ


〜岸田文雄の寄稿文〜


● 消費者・生活者が主役となる社会の実現へ(平成20年4月3日)
 (内閣府特命担当大臣 岸田文雄)
 
 明治以来、わが国の諸制度は、生産者やサービスの提供者を中心とした発想を起点に形成されてきた、といっても過言ではありません。消費者・生活者はこれよりも一段弱い立場、すなわち事前規制などにより「保護されるも
の」と位置づけられてきました。消費者政策の基本理念を定めた法律も、消費者保護基本法という名称だったのです。
 
 しかしながら、経済社会の複雑化・多様化に伴い、従来型の事前規制が時代に合わなくなると同時に、消費者・生活者は、「自立した主体」として、積極的に自らの利益を確保することが求められています。こうした変化を反映するため、消費者保護基本法も、平成16年、議員立法により消費者基本法へと改正しました。
 
 最近では、「消費者市民社会(Consumer Citizenship)」という考え方が提唱されています。消費者・生活者は、自らの利益を追求するのみならず、地球環境、将来世代、倫理などに考慮した消費活動などを通じて、社会経済
の発展に貢献すべきだという考え方です。すなわち、消費者・生活者が自らの権利と責任を社会の主役として果たしていくことが求められているのです。
 
 福田内閣が現在進めている「生活安心プロジェクト」。消費者・生活者が主役となる社会を実現するために、国民生活に関係する法律、制度、事業を幅広く総点検しようというプロジェクトです。本日は、「食べる」「働く」
「作る」「守る」「暮らす」の5つの分野の行政のあり方についてご議論いただいた、国民生活審議会からの提言が福田総理に提出されます。
 
 この提言を基に、政府として実施すべきことについてのアクションプランを早急に作成し、消費者・生活者が主役となる社会の実現に向けた改革を進めてまいります。
 
 
※ 「『大臣のほんね』岸田文雄内閣府特命担当大臣」
 (政府インターネットテレビ)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1761.html
 
※ 大臣と語る「岸田大臣の「子どもの施設の安全点検」〜生活安心プロジェクト」(政府インターネットテレビ)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1737.html
 
※ 大臣と語る「交通事故のない社会を目指して
 〜岸田文雄大臣・桂小米さん 交通安全を語る〜」
 (政府インターネットテレビ)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1646.html
 
※ 生活安心プロジェクト(内閣府ホームページ)
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/tenken.html
 
※ 国民生活審議会(内閣府ホームページ)
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/shingikai/kokuseishin/kokuseishin-gaiyou.html
 
※ 消費者行政推進会議(首相官邸ホームページ)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/index.html
 


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